最終更新日: 16 Apr, 2025
オーディオファイルを扱う際、特にWAV のようなフォーマットでは、WAVファイルヘッダーを理解することが重要です。ヘッダーには、フォーマットやサンプルレートなど、音声データに関する重要な情報が含まれています。本記事では、WAVファイルヘッダーの構造を詳しく掘り下げ、各部分を解説し、さらに破損したヘッダーの修復方法も探ります。
WAVファイルとは? WAV(Waveform Audio File Format)は、Microsoft と IBM が開発した標準的なオーディオファイルフォーマットです。生の非圧縮オーディオデータを保存し、高品質な音声録音や編集に広く利用されています。
WAVファイル は主に2つの部分で構成されています:
ヘッダー — ファイルに関するメタデータを含みます。 データ — 実際の音声サンプルデータを含みます。 WAVファイルヘッダーの構造 WAVファイルヘッダーは通常、ファイルの最初の44バイトです。音声データの解釈方法に関する詳細情報を提供します。以下に構造を示します。
オフセット(バイト) フィールド サイズ(バイト) 説明 0 Chunk ID 4 “RIFF” である必要があります(ファイル形式を示す)。 4 Chunk Size 4 RIFF とサイズフィールドの8バイトを除いたファイルサイズ。 8 Format 4 “WAVE” である必要があります。 12 Subchunk1 ID 4 “fmt “(末尾にスペースが含まれます)。 16 Subchunk1 Size 4 フォーマットチャンクのサイズ(PCM の場合は通常 16)。 20 Audio Format 2 フォーマットコード(PCM/非圧縮の場合は 1)。 22 Number of Channels 2 モノラル = 1、ステレオ = 2 など。 24 Sample Rate 4 サンプリング周波数(例:44100 Hz)。 28 Byte Rate 4 SampleRate × NumChannels × BitsPerSample / 8.